学部・大学院外国語学部

    世界と対話・協働し、新たな価値をつくりだす【世界人材】を育成

    Hands-On Learningを通じて、グローバル化社会に求められる英語力、国際理解、実践力を養成

    グローバル化が進展する社会では、ツールとしての語学力だけでなく、社会を構成する多様な価値観を理解し、文化の異なる人々と対話を通じて関係を構築する力が強く求められています。2016年4月に誕生した外国語学部国際英語学科では、英語が溢れる学習環境や留学をはじめとするHands-On Learning(体験重視型学習)を通じて、実社会で必要とされる「英語力」、世界や日本の多様な価値観を知る「国際理解」、社会や世界で活躍するため の「実践力」などを養成。自らの言葉で世界と対話・協働し、新たな価値をつくりだすGlobal Communicator【世界人材】を育成します。

    学部の特徴

    希望者全員留学

    原則、希望者全員が参加できる※セメスター留学が2年次に用意されています。1セメスター(13~16週程度)の期間、英語圏の大学に留学し、集中的に英語を学びます。
    セメスター留学では、参加者全員のセメスター留学先授業料を大学が負担します。
    ※留学参加資格審査があります。
    ※教職課程履修者は、参加時期・期間等が変更・制限される場合があります。
    ※社会情勢など諸事情によりプログラム変更や中止の検討をする場合があります。

    All English英語プログラム

    異なる文化的背景を持った人々との共生が進むグローバル化社会においては、自らの考えを言葉で伝える力が必要とされることから、「発信力」の育成に重点を置いた英語教育プログラムを展開します。実際に英語を使用する場面や状況を想定した様々な課題(Task)にAll Englishで取り組む「Task Based Learning」を導入し、1,2年次においては、平日は毎日、英語の授業に取り組みます。

    英語力×経営学、英語力×観光学、英語力×デジタルスキル(副専攻制度)

    名城大学の学生は所属学部の授業の他に、他学部の授業を履修することができます。外国語学部は、それをさらに推し進め、経営学部、都市情報学部※の授業で一定の学びを修めた学生に対して証明書を発行することにしています。
    【英語力×経営学】 変化し続けるグローバルなビジネス環境で活躍できる人材になるためには、マネジメントやマーケティングなどの経営学の基礎知識が不可欠です。外国語学部で集中的に身につける英語力に加え、経営学を学ぶことにより、将来に向けさらなる強みを作ります。
    【英語力×観光学】 2022年度より都市情報学部による観光学の副専攻も習得可能になりました。(2022年度入学生より適用)。現代の観光ビジネスは幅広い関連業界によって成り立っており、マーケットも国内から海外へ急速に拡大されつつあります。都市情報学部の観光学を学ぶことでエビデンスに基づく分析能力を身につけ、将来の活躍の機会を拡げます。
    【英語力×デジタルスキル】 経営学、観光学に加え、2023年度より都市情報学部によるデータサイエンス・AIの副専攻が始まりました(2023年度入学生より適用)。外国語学部で培った英語力に加え、ビッグデータやAIなど今や身近になりつつあるデジタルスキルを修得することは、国境だけではなく専門分野さえも越境したより多様な協働を可能にします。

    エアライン就職サポート【M-CAP】

    エアラインスクール協力の下、低年次から就職活動年次まで徹底的にサポートします。キャビンアテンダントやグランドスタッフなどのエアライン業界への就職をめざす方を体系的にサポートします。「エアラインプログラム」は、エアラインはもちろん、ホテル、観光、ウェディング業界をめざす方にも最適な講座です。ホスピタリティを理論と演習をまじえて学ぶことで、その後の学生生活にいかすこともできます。

    CHECK POINT

    池上 彰先生から学ぶことができます。

    ジャーナリストの池上彰先生が外国語学部で「経済学」と「イスラム教文化論」を担当します。池上先生からグローバル社会の課題や実情について、直接学ぶことができます。

    授業科目の概要

    経済学
    グローバル化する国際社会にあって、日本と世界の現状を把握することは、将来、社会へと出ていく学生にとって、必須の課題である。その際、現状把握のための分析力を涵養する上で、経済学は重要なツールとなる。そこで、経済学の基本から解き明かし、現代が抱える諸課題に取り組むための道筋を学生と共に考える。経済は人間の営みの結果であり、最新の経済学は、そうした人間の営みを心理学の面からも分析するようになっている。経済学の学問としての面白さにも目覚めてもらうことも目的とする。

    イスラム教文化論
    イスラム世界をめぐっては、悲惨なテロ事件など、日頃のニュースでマイナスの情報が多いのが現状である。しかし、実際のイスラム世界は多様であり、人々はイスラムの教えに基いて平穏な暮らしを愛している。世界のイスラム人口は16億人を超え、さらに増加を続けている。このため、グローバル化社会の中で、イスラム教に関する知識は必須のものとなっている。イスラム教と、その背景にあるユダヤ教とキリスト教という一神教の思想の学習を通じて、公正なイスラム理解を得ることを目的とする。

    教員プロフィール
    1950 年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業(経済学士)後、1973年NHK入局。松江放送局、広島放送局呉通信部を経て、東京の報道局社会部、警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹。1994年4月から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として、様々なニュースを解説。2005年3月NHKを退局後、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。2016年4月より名城大学教授。『なんのために学ぶのか(2020年)』等、著書多数。

    教壇を離れて学生に語りかける先生

    授業後質問の列

    授業後質問

    2017年7月集合写真

    グローバルプラザ

    グローバルプラザでは、英語教育の専門家から英語学習についてアドバイスを受けたり、コミュニケーション・ソファと呼ばれるスペースでEnglish speakerとカジュアルに英語で会話ができます。グローバルプラザでのキャンパス留学を通じ、正課授業のみならず、正課外においても実践的な英語力を伸ばす仕組みが準備されています。

    グローバルプラザ

    人材養成目的

    人材養成目的その他教育研究上の目的

    外国語学部は、国際化の推進を理念とし、グローバリゼーションが深化する世界において求められる実践的なコミュニケーション力を有し、国境を越えて活躍できる、以下に掲げる能力を備えた人材の養成を目的とする。

    1. グローバル化社会の最前線で活躍できる英語の運用能力を有した人材
    2. アジアをはじめとする海外の事情に通じ、異文化や国際社会に対して深い理解力を持った人材
    3. 日本の歴史、文化、社会を深く理解し、日本の立場や事情を世界に発信する能力を備え、グローバル化社会を切り開いて行くことができる人材

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